title picture



 ぼそり3◎第14回(平成15年5月23日)
『Don't be disappointed』


 がっかりすることって、大抵の場合は小さい出来事のような気がします。僕の身に起きたがっかりなことは、どうもそうであるようです。

例えば。
ドガの画集が、数ページにわたって小口の端が連続してクシャッとなってしまっていた。本棚につっこんだときにもっと薄い本か何かにページの端をぶつけたのかもしれない。(棚に収めようとした本が、棚にすでに収まっている本を『くわえこむ』ことはよくある。)口絵部分を巻き込んでないのは不幸中の幸い。それに、そんな頻繁に見るわけでもない。

例えば。
近所の団地の中にあるコンビニに行く途中に、道ばたに咲く花を撮ろうと持っていたデジカメのシャッターを押したら、シャッターが完全に落ちぬままに電池が切れた。電池を買って帰った。

例えば。
予約録画しておいて、あとで見ようと思ってた番組。予約の際に日付けを間違えて録画しそびれた。Gコードならこんなミスはないが、全部手で入力することに固執している自分を再発見した。というか、僕のデッキにはGコード予約機能はない。

例えば。
予約録画しておいて、あとで見ようと思ってた番組。日付けは合っていたが、午後10時を午前10時と入力していた。録画しそびれた。
でもまあ、せっかくなので観た。

例えば。
そして、その日の夕飯のおかずは僕のキライな牡蠣料理ばかりだった。ふりかけで食べた。

あらためて振り返ってみて、あらためてがっかりしてしまいました。でも、一番最後のは一年にバリエーション違いで何度かある出来事なので(例・カボチャ料理オンリーの夕飯など)、文章のニュアンスほどにはがっかりはしないかなぁという気がします。むしろ、上から2番目の方ががっかり度が高い気がします。がっかりに加えて、切なく哀しい。電源入れる直前はちょっと笑顔だった気もするので、それを思うと半べそをかきそうですですが、小さながっかりも5ポイント集めるとなんかイイものが手に入りそうな気もなんとなくします。お菓子のフタみたいなもんだと思えば、ま、ね。【K】


text end to top